サウナの内装施工や設備工事のポイント 壁材には保温素材を

サウナの内装施工を検討している場合に把握しておきたい施工の基本ポイントについて解説

サウナの内装施工を行う場合には、基本的な内装施工や設備工事のポイントを押さえておくことが重要です。また、保温性の高い壁材を使うなど、適切な温度・湿度を維持できる工夫も行わなければなりません。今回は、サウナの内装施工の基本について解説します。

サウナ施工の基本

レンガ調タイルを使用したサウナ

サウナ施工にあたっては、必要な要件を満たしておかなければなりません。ここでは、サウナ施工の基本について解説します。

公衆浴場法をはじめとした法令に沿って安全を確保する

サウナを運営するためにはガスや電気など多種多様な設備を使用するため、公衆浴場法をはじめとした関連法令に則った施工が不可欠となります。
万が一の事態を考慮した上で、関連法令への知識をきちんと持ち、スムーズに施工を実施する業者を選ぶことも重要です。法令に則った上で、所轄の保健所から認可を受け、安全な運営を目指します。

一般的なサウナの広さ

最も一般的といわれているサウナの広さは、3坪から6坪ほどです。天井までの高さは、床の面積によって異なりますが、180cmから250cmほどが適切とされています。
ちなみに、0.5坪から10坪くらいの広さであれば、消防や衛生などの観点から大きな制限を受けることはありません。

メイン部には特殊な乾燥剤を使用し、内装を工夫する

壁や天井などサウナ内のメインとなる部分には、特殊な乾燥剤を用います。また、利用者が心地良く使えるよう、様々なアイテムを取り揃えるのもポイントです。例えば、座ったり、横たわったりできるベンチを設置するといった工夫を凝らして快適な空間を生み出していきます。

保温工事と断熱を徹底する

サウナ内の適温を保ち、入った人が気持ち良く汗を流せる環境を維持するには、保温工事と断熱を徹底する必要があります。不完全なままだと、様々な障害の原因になるため注意が必要です。例えば「自動換気が不完全で結露が起き、設備に不具合が生じる」「サウナ内の上と下に大きな温度差があり、利用者が寒さを感じる」といった事態が起きる可能性があります。

その他設備のポイント 温度調整に壁材は重要!

サウナの室内

快適なサウナを作るためには、温度・湿度にこだわることも大切です。ここでは、サウナの温度・湿度の要件について解説します。

サーモスタットや温度計で温度をコントロール

サウナ内の温度は、ストーブにサーモスタットを取り付け、コントロールを行います。サーモスタットに不備があると適切な温度管理ができなくなるだけでなく、ストーブ故障の原因にもなるのです。

そのため、事前にきちんとした試験を経たものを取り付けるのが基本です。温度計は、サウナ用に作られたものを用います。また、サウナ内を適温にするには、保温性のある壁材を使うことも重要です。

サウナの温度と効果

一般的に、サウナは85℃から100℃程度が適温といわれていますが、中にはあえて85℃以下の低温を売りにする施設もあります。それぞれの温度の効果を確認した上で、理想の温度を維持できるようにすることも大切なポイントです。

・70~60℃:気持ちが落ち着き、安眠につながります。
・80℃:血圧が高めの方の体質を改善するのに役立ちます。
・85℃:血行が促進されて汗が出やすくなり、全身の美容効果が期待できます。
・90℃:サウナと冷水浴を繰り返すことで自律神経が整い、食欲が出たり、疲労が軽減したりといった働きがあるといわれています。
・95℃:たくさんの汗が出て、肥満防止効果があると考えられています。
・100℃:高温で汗を流すことで気分がすっきりとし、ストレスを解消できるとされています。

利用者が心地良いと感じるサウナの湿度

サウナに適した湿度は、基本的に15%から20%ほどといわれています。湿度が高くなりすぎると、サウナ内にいられないくらいの熱さを感じることがあるため、注意が必要です。温度管理と共に、適度な換気と湿度管理がしやすい施工を目指す必要があります。

サウナの内装施工なら玉川窯業株式会社へ

サウナの施工にあたっては、消防法に則った安全の確保や保温工事と断熱の徹底など、意識しておきたいポイントがいくつかあるため、知識豊富な業者に依頼することが大切です。
サウナの内装施工を検討している場合は、特殊セラミックレンガ「カルセラ」を扱う玉川窯業株式会社へお問い合わせください。蓄熱性の高い木製の内装とは異なり、すぐ温度が下がる抗火石を使用しているので、熱い中での清掃作業の負担を減らします。また、保温性があり、温度も上がりやすいため省エネ・コスト削減にもつなげられます。

サウナの内装施工をお考えなら玉川窯業株式会社へ

会社名 玉川窯業株式会社
代表者 代表取締役社長 中島 且貴
本社工場住所 〒507-0901 岐阜県多治見市笠原町平園区4377
本社工場TEL (0572) 43-2624
営業本部・物流センター住所 〒507-0901 岐阜県多治見市笠原町2776−1
営業本部・物流センターTEL (0572)43-5015(代)
営業本部・物流センターFAX (0572)43-5056
URL https://www.karucera.jp/
創業 昭和32年9月
会社設立 昭和59年7月1日
資本金 1,000万円
事業内容 セラミックスタイル製造・販売
従業員数 31名 内パート3名(2016年12月末現在)
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