よくある質問

 

Q:古い家でも張れますか?
A:1981年(昭和56年)以降に建築された新耐震基準適合の木造住宅であることが条件です。
Q:どのようなものにでも張れますか?
A:カルセラはどのような外壁にでも張れるものではありません。
構造や建物高さ、外壁下地に適用範囲があります。また、適用範囲外の建物に張った場合、重大なトラブルが起きる可能性があります。必ず適用範囲内の建物に施工してください。
Q:注意が必要な仕上げ材はありますか?
A:仕上げ材によっては張ることができないものや、処理が必要なものがあります。
「診断マニュアル」にある適合表にのっとり、適正に施工してください。
また、どのような仕上げ材にしても、リフォームでは旧塗膜の上への施工になりますので、「診断マニュアル」に記載された診断方法により、下地材ー旧塗膜間、旧塗膜ー下地修正くん間、(旧塗膜ーセラタック間、特別な状況のみ)の付着力試験を行い、合格した場合にのみ施工を行ってください。また、フッ素塗料や光触媒塗料などや、塗りたての仕上げ材に対しては、充分な接着強度が得られない場合がありますので、充分な強度が出るよう、明荒らし処理などを行ってください。
Q:「下地修正くん」(専用下地調整材)の厚さ制限はどれまでですか?
A:「下地修正くん」は1度に3㎜塗ると、クラックが入りますので、その場合は2度塗りをお願いします。
つまり、3㎜未満×2回ですので、最大厚さは6mとなります。
Q:「セラタック」(専用接着剤)は何㎜の塗り厚で施工すればいいですか?
A:「セラタック」の厚さは確実に2㎜以上で施工してください。これよりも薄くなると、「セラタック」の充分な効果が得られません。確実に2㎜以上を塗布してください。2㎜厚で塗布した場合の㎡あたりの必要量は、約3kg/㎡になります。
最大塗り厚に関しては、特に限度はありませんが、「セラタック」のはみ出しなどで、意匠的に問題になることもありますので、
厚さ2㎜を適正塗り厚と考えています。
Q:下地に直接「セラタック」(専用接着剤)を縫ってもいいですか?
A:原則として禁止です。「セラタック」は「下地修正くん」施工後、塗布してください。
までに補足的に直接下地に「セラタック」を塗布する場合もあります。
Q:シーリングの処理はどうすればいいですか?
A:シーリングに割れ、破断などの損傷や劣化がある場合は、必ず「カルセラ」の施工前に打ち増し、打ち替えなど、適切な処理を行ってください。シリコン樹脂系のシーリング材が施工してある場合は、完全に除去してください。シール材は変成シリコン樹脂で、ノンブリードタイプを使用してください。セメダイン(株)製のシール材を推奨します。
Q:コンクリートブロック塀への施工はどうしたらいいですか?
A:「セラタック」は裏側へ水がまわる状況では接着剤が硬化し剥離の恐れがありますので、水が裏側にまわる可能性のある下地には施工できません。特にコンクリートブロックは水まわりの可能性が高いため、接着剤施工はできません。
コンクリートブロックへ施工される際は「モルタル施工用カルセラ(裏足付きカルセラ)」を使用し、モルタル施工を行ってください。
その際、コンクリートブロックに塗装がしてある場合は、塗膜を剥離除去後「下地修正くん」で下地処理を行ってから、モルタルで施工してください。
Q:笠木、窓廻りなどの開口部の処理について
A:専用接着剤「セラタック」を開口部の端まで塗布し、サッシなど固定物から2~3㎜間隔をあけて、密着しないようにしてカルセラを張ります。ここでもシーリングやコーキングに割れ、破断などの損傷や劣化がある場合は、適切に処理をしてからカルセラを張ることとなります。
Q:その他のカルセラの特長は何ですか?
A:まず、1250度の焼き温度で焼かれた磁器質の本物の焼き物だと言う事です。ですから雨、風、雪や気温の変化に強く、紫外線に対する耐久性も十分あります。もちろん色落ちもありません。一度貼ると張り替えの必要はなくなります。建材としては理想的な性能を持っています。吸水率は0.95%です。耐凍害性も十分ありますので寒冷地でも使えます。
熱線法熱伝導率も0.36W/mkとALCと同程度ですので断熱性にもすぐれています。加工性も優れていますので、現場での施工が非常に楽に出来ます。
Q:カルセラは、外壁にしか使えないのですか?
A:カルセラは内装材としても使えます。部分的に張る場合には両面テープでも貼れます。
施工が容易なので店舗の内装材として使用するのにも適しています。本物の風合いが出ますので店舗の雰囲気つくりには最適です。ただ、曲げ強度は弱いので床材には使用できません。浴槽内やプール内にも使用は出来ません。
Q:ほかに同じような素材はあるのですか?
A:今のところ水に浮く超軽量セラミックは玉川窯業株式会社の「カルセラ」だけです。まだ他のメーカーでは作っていません。
似たような外壁の素材としてはセメントで作ったレンガ風のものがありますが、耐久性や耐紫外線性、耐水性能などでカルセラには適わないようです。
Q:目地材は込めるか?
A:目地材を込めると重量が重くなるので、込めません。接着剤に色(ホワイト・グレー・ブラック)がつけてあり、そのままで深目地状になります。
Q:カルセラの欠点はありますか?
A:カルセラは軽いため、割れやすい。板と板にまたがって張った場合、板が動いた場合は割れます。
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