「ととのう」サウナは壁から生まれる。内装に差がつく自然素材の力
「ととのう」ために通うサウナですが、その心地よさを支えているのは、実は「内装」のクオリティかもしれません。
高温多湿な空間だからこそ、見落とされがちな「壁材選び」や「素材の安全性」は、快適性や衛生面に大きく影響します。
こちらでは、自然素材を取り入れたサウナ内装のポイントや、安全に配慮した設計の工夫、そしておすすめの壁材「カルセラ」について詳しくご紹介します。心地よさと安心感が両立する、理想のサウナ空間を目指してみませんか?
湿気・高温に強い素材とは?サウナの壁に求められる性能

サウナの内装に使用する壁材は、通常の住宅とはまったく異なる性能が求められます。高温多湿という特殊な環境にさらされるため、見た目の美しさだけでなく、機能性にも注目する必要があります。
高温に耐えうる耐熱性
サウナ室内は80℃~100℃前後にもなることが一般的です。そんな過酷な環境下でも形状や質感が変化せず、熱による変形や変色を起こさない素材が理想です。とくに壁材には、熱を適度に拡散しつつも、やけどの心配がない表面性を備えたものが好まれます。
湿気と結露に強い耐水性・通気性
湿度が高い空間では、カビの発生や壁材の劣化が気になるところです。吸湿と排湿のバランスがとれた通気性のある素材を選ぶことで、結露の抑制や内部の腐食防止につながります。
長く美しさを保つ耐久性
サウナは繰り返し使用される設備です。使用頻度が高いほど、壁材の耐久性は重要なポイントになります。傷がつきにくく、経年劣化しにくい素材を使うことで、長期的な美観維持が可能になります。
サウナの心地よさは、壁材ひとつで大きく左右されます。性能だけでなく、空間としての快適さにも影響する要素だからこそ、素材選びは慎重に行いたいものです。
いつでも清潔に保つために。衛生面で選ぶサウナ内装素材

サウナは高温多湿という特殊な環境下にあるため、どうしても衛生面が気になる場所です。見た目が美しいだけではなく、「カビが発生しにくい」「メンテナンスが簡単」など、衛生的に保ちやすい素材を選ぶことが、快適な空間づくりには欠かせません。
湿気対策には「通気性」と「防カビ性」が重要
サウナ内装で最も注意したいのが、湿気によるカビの発生です。カビは見た目の悪化だけでなく、健康への悪影響も懸念されます。壁材には、湿気を逃がしやすい通気性に優れたものや、防カビ性に優れた素材を選ぶことで、日々の衛生管理がぐんと楽になります。
メンテナンスのしやすさで「清潔」をキープ
日常的な清掃が前提となるサウナ空間では、素材自体の扱いやすさも重要なポイントです。たとえば、タイルのように耐水性が高く、変色や劣化のしにくい素材であれば、長期的に見ても清潔な状態を保ちやすく、張り替えや補修の頻度も抑えられます。
清潔で快適なサウナを維持するためには、内装素材の選定がとても大切です。日々のメンテナンスが楽になる素材を選ぶことは、利用者にとっても管理者にとっても大きなメリットになります。
ぬくもりを感じる空間へ。自然素材でつくる癒しのサウナ
サウナは、心と身体を解放する特別な空間です。そんな空間だからこそ、内装には機能性だけでなく、視覚や触覚にやさしい「自然素材」を取り入れることが注目されています。無機質になりがちな内装に、自然のぬくもりを加えることで、リラックス感は格段に向上します。
見た目にも心地よい、やわらかな質感
セラミックレンガなどの自然素材は、表情豊かな質感が魅力です。サウナの内装に取り入れることで、空間に落ち着きと深みを与えてくれます。とくに焼き物の風合いは、人工素材にはないやさしさを演出し、訪れる人の気持ちを自然と穏やかにととのえてくれます。
香りや色合いで「ととのう」演出
自然素材の中には、木の香りや素朴な色味など、五感に心地よい影響を与えるものもあります。香りにはリラックス効果があり、やわらかな色調は視覚的にも落ち着きを促します。視覚・嗅覚・触覚のすべてを通じて癒しを感じられることが、自然素材の大きなメリットです。
ナチュラルだけど扱いやすい素材を
自然素材=扱いにくいというイメージを持たれがちですが、最近では、自然の風合いを活かしながらも、耐久性・メンテナンス性に優れた素材も登場しています。セラミックレンガ調の壁材などは、自然な見た目でありながら、水や熱にも強く、長く安心して使える点が特長です。
「癒しの空間」を目指すなら、素材の見た目や質感にも目を向けてみましょう。自然素材を上手に取り入れることで、サウナの時間はより豊かで心地よいものになるはずです。
安心して「ととのう」ために。安全性を高める内装設計の工夫
サウナは、身体の力を抜き、心をととのえるための特別な空間です。だからこそ、内装には「快適さ」だけでなく「安全性」も強く求められます。とくに、高温・多湿・裸足・汗といったサウナ特有の条件をふまえた素材選びや設計の工夫が、リラクゼーションの質を大きく左右します。
熱をためにくい素材で、やけどリスクを軽減
壁材やベンチなどが熱を蓄えると、ふとした接触でやけどを招くおそれがあります。安全性を高めるには、熱伝導率が低く、表面温度が上がりすぎない素材を選ぶことが重要です。
たとえば、金属や一部の石材のように熱をためやすい素材は避け、セラミックレンガのような熱を拡散しやすく、触れた際にやわらかな感触を持つ素材が適しています。万が一肌が触れても安心できる環境は、リラクゼーションの基本といえるでしょう。
アレルゲンや化学物質の少ない素材選定
サウナは高温環境のため、建材に含まれる接着剤や塗料、防腐剤などが揮発しやすい条件にあります。ホルムアルデヒドなどの有害物質が室内に拡散することで、敏感な体質の方や小さなお子さま、年配の方にとっては健康リスクにつながることもあります。
そのため、建材や壁材には、F☆☆☆☆(フォースター)などの低ホルムアルデヒド認定を受けた素材、もしくは天然素材を用いたものが推奨されます。目に見えない安全性への配慮こそが、安心して「ととのう」サウナ空間をつくるうえで欠かせない要素です。
滑り・つまずき・ケガを防ぐ設計ポイント
サウナ室やその周辺では、足元が濡れていることが多く、転倒リスクが高まります。滑りにくい床材を採用することはもちろん、壁材やベンチの角、ステップの段差などにも安全設計が求められます。
角が丸く加工されている建材や、滑りにくいマットな表面仕上げがされている素材を選ぶことで、思わぬ事故を未然に防げます。また、温度差による結露や水滴が生じにくい設計も、安全性維持には効果的です。
長期的に見ても「安心」な素材を
安全性は一時的なものではなく、長く維持されてこそ意味があります。経年劣化によって割れやヒビが入りやすい素材では、破損によるケガや修繕費用の問題が発生することもあります。
その点、耐熱性・耐湿性・耐久性に優れたセラミックレンガのような素材は、長期間にわたり安心して使えるうえ、自然な風合いも持ち合わせており、空間の雰囲気を損なうことなく安全性を保てます。
理想のサウナ空間へ。壁材選びで変わ「ととのう」体験
サウナの内装づくりでは、「高温多湿に耐える性能」「清潔さの維持」「安心して使える安全性」、そして「自然のぬくもりを感じられる素材感」が求められます。それらすべてを満たす素材を選ぶことで、見た目だけでなく、使う人の五感にも寄り添う空間が完成します。
こうしたニーズに応える壁材として注目されているのが、超軽量セラミックレンガ「カルセラ」です。
本物のレンガのような質感を持ちながらも、非常に軽量で、高い耐熱性・耐水性を兼ね備えており、サウナのような特殊環境にも対応しています。施工性にも優れており、既存の壁に重ね貼りすることも可能です。
さらに、無機質な雰囲気になりがちな内装に、自然な風合いをプラスできる点も魅力のひとつです。落ち着きのある色合いや手触りが、サウナ空間に「ぬくもり」と「安心感」をもたらします。
サウナをもっと心地よく、安全で清潔な空間にしませんか?
「カルセラ」による内装づくりのご相談は、お気軽に玉川窯業株式会社までお問い合わせください。
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サウナの内装の壁材にレンガを取り入れるなら玉川窯業株式会社
会社名 | 玉川窯業株式会社 |
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代表者 | 代表取締役社長 中島 且貴 |
本社工場住所 | 〒507-0901 岐阜県多治見市笠原町平園区4377 |
本社工場TEL | (0572) 43-2624 |
営業本部・物流センター住所 | 〒507-0901 岐阜県多治見市笠原町2776−1 |
営業本部・物流センターTEL | (0572)43-5015(代) |
営業本部・物流センターFAX | (0572)43-5056 |
URL | https://www.karucera.jp/ |
創業 | 昭和32年9月 |
会社設立 | 昭和59年7月1日 |
資本金 | 1,000万円 |
事業内容 | セラミックスタイル製造・販売 |